白兎と雪狼の、果てなき旅路

ドライブやドライブや写真撮影を趣味とし、その他、HSPやAセクシャル、イジメ。精神的・心理的なことについて綴っていきます。

【感情・価値観】怒りを撒き散らす人 ~がっかり、本当残念~

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 季節の変わり目は身体だけでなく、精神もついて行けずに不調になることが多々あります。一昔前のように暦通りに四季が移り変われば準備を済ませて、盤石な状態で季節を楽しめましたが、昨今では唐突に気温や大気の状態が変化しやすく、身も心もつらい状態が続きます。

 日頃の生きるストレスだけでなく、そういった自然からも少なくない影響を受けているのだろうな、と肌身で感じる場面に直面した【やさぐれ紳士】白兎です。

 

 

 皆さん、こんばんは。如何お過ごしでしょうか。

 

 

 些細なことでしたが、会社からの帰路にて嫌な思いをする出来事に出くわして参りました。

 不安定極まりないこの世の中で、コロナ禍も合わさり、誰もが不安や不満は抱いていることと思います。

 しかしながら、それを自身の中で消化することも、趣味を始めとしたものでも発散できず。負の感情を怒りとして、怒鳴るようなことでしか吐き出せない人がいることは、残念ながら事実です。

 

 怒りを制御できないのは辛いことではありますが、周りに迷惑を掛けたり不快にさせる方法しか知らない人は、色々な意味で残念な気持ちでしか見られなくなって久しい思いです。

 

 

 今回はふとした出来事を通して、怒りという強烈な感情を周囲にぶち撒けることしかできないことについて。

 感情の過度な抑制は病気に繋がることを、この身で味わった一人として。

 見窄らしくて見苦しいと思うと共に、誰も幸せにならないであろうと思ったことを、ディズニー・アニメのズートピアの主人公の一人ニックのセリフ。

「がっかり、本当残念」という思いに載せながら、綴って参ります。

 

 ※注記※

 本記事では口汚い罵りの言葉や、憶測の域を出ない私の勝手な思いが飛び交います。

 そのような表現が苦手、嫌悪感を覚える方は、申し訳ありませんが引き返すことを強く勧めさせていただきます。

 ※注記終了※

 

 

 

 

 

 ガソリンスタンドにて待つ、たった数十秒の合間に浴びせられた怒りの捨て台詞

 

 帰宅ラッシュの真っ只中でした。通勤列車から降りた私は愛車に乗りながら、溜め息を吐いていました。

 

 休み明けの勤務は、どうしても疲れますよね。

 

 不安定な世の中、時には鞭打ってきた自分の身体と心を癒やす憩いの時間に当てる。

 溜まった鬱憤を晴らす為に、思い切って出掛けて心の毒を吐き出す。

 時には何もかも忘れて、ひたすら寝床に着いて横になる時間を堪能する。

 

 そんな時間から一気に現実に引き戻されて、殺伐とした職場で業務を遂行することは中々キツイものがあるかと思います。

 

 私もその一人で、週明けから次から次へと降り注ぐ仕事の嵐に翻弄され、すっかり草臥れていました。

 明日一日出社すれば、また休日であればいいのに。叶いもしない願いを抱えながら、愛車の燃料計に目を落としました。

 目盛りは、そろそろ給油しないといけない状態を示していました。

 近頃は原油価格が安定しないこともあり、早めに給油しておこう。そんな思いと共に、帰路の途中にあるガソリンスタンドを目指します。

 そのスタンドはコンビニ併設型のスタンドで、フルサービスやただのセルフ給油所よりも遥かに安く燃料を入れることができる場所でした。週末は県外の方も訪れることもあり、混雑することで知られています。

 週明けということもあり、嫌な予感はしていましたが……給油スペースは満車で、順番待ちをする車が何台もいるような状況でした。

 

 このスタンドは燃料代を浮かせることができるものの、国道沿い、しかも信号付近に位置しているということもあり、時には交通の妨げになるような渋滞を作ってしまうこともあります。他に出入り口がない為、本日も運悪く順番待ちの車が敷地内に収まらず、私が国道を塞ぐような形で渋滞を作る要因となってしまいました。

 

 片側二車線の道路なので、後続車は次々と避けるように空いている車道に車線変更して過ぎ去っていきます。

 

 気まずい。そして、何だか申し訳ない。

 

 そんな思いを抱きながらも、早く道路からお店に入りたい一心でいた私でした。

 

 その時は、唐突でした。

 「他のスタンドで入れろよ馬鹿野郎っ!!」だったか。

 「こんな所で入れようとすんなよ馬鹿野郎っ!!」だったか。

 抜かしていく車の中で、口汚い罵声を吐き捨てていく輩の声が残されていきました。

 

 そいつは確か、白の軽ワゴン車だったかと思います。汚い言葉に似つかわしい、4、50代の男の声でした。

 

 あ?と最初こそ思いましたが。

 やることを成して、そそくさと給油所を後にしました。

 

 燃料も満タンにできたこともあり、思いを書き連ねている今、不快感も憤りも特に感じていません。

 

 ただ。

 器の小さいドライバーに出くわしたな。

 普段からあのような罵声を吐くような奴なら、どうしようもないな。

 そんな、冷めた思いしか残らずにいます。

 

 

 

 不平不満を怒りに変えて撒き散らす。それで、満足したのか?

 

 

 今回は給油所での出来事でしたが、それ以外にも不平不満を喚いているようなヒトを見かける機会が増えたような気がします。

 お客様は神様だ、と未だに凝り固まった考えに縛られるヒト。

 店員でもないのに「〇〇はどこにある?」と聞かれて「すみません、店員じゃないので」と返した途端に舌打ちするヒト(実話)。

 会社では一対一で話せば話は終わるのに、わざわざ大衆の面前で大声張って責任追及する老害(実話)。

 上げればきりがありません。それ位、感情を怒りに変えて撒き散らすことしかできないヒトが多いことは事実です。

 

 そうしたい思いを、私自身全部否定するつもりはありません。同情を求める形で非難するつもりもありません。

 

 この世の中に生まれ、生きている以上、自分の思い通りにいかないことの方が大半を占めます。それにより感じる不満やストレスは毒と化して身体を犯し、精神を侵食していきます。

 それを何らかの形でガス抜きしなければ、いづれ心身が耐えきれなくなり不調を齎すことになります。それも、苦しいことを誰にも理解されないまま。

 

 例えば、誰にも相談することもできずに抱え込み続けた挙げ句に精神を壊してしまった、私のように。

 

 しかし、と思います。

 沸騰しかけている感情や思いを、怒りに変えることは仕方がないとしても。

 それを関係のない、もしくは多少その要因になった人に攻撃的な態度を以て、当たり散らすことは果たしたどうなのだろうと思って仕方ありません。

 理性を持っているとは言え、人間も時にはそれを振り切って生存本能が先走ることはあるとは思います。

 

 でも。

 怒鳴った所で、そのヒトは一瞬であっても救われるかもしれません。

 では、それを浴びせられた人は?その人の気持ちを考えて、怒声を張り上げているのでしょうか?

 

 そんなことをして、満足するのでしょうか。

  

 

 

 周りに迷惑や不快を与えてまで怒りを吐く存在は、害悪でしかない

 

 私たち人間は、他の動物と異なり理性だけでなく、沢山のコミュニケーション方法を持っている生き物です。

 特に相手との意思疎通には、多種族を遥かに超えた言語を用いるという優れた能力を持っています。

 

 不満があれば、言えばいい。冷静な言葉と態度を以て、主張すれば良いと思うのが私の考えです。

 それができない状況の方が多いだろ、という考えもわかります。

 

 でもだからと言って、周りに不快感や迷惑を感じさせるような発散の仕方は、個人的には容認できないのです。

 先程述べたような怒りを伝播させる手段-私は愚行としか思えませんが-は、他に発散する方法がないからではないからなのではないか、と安易な予想ができてしまいます。

 

 もっと端的に言えば。

 他人を巻き込むようなストレスや怒りの発散は、単なる害悪でしかないと私は考えています。

 

 事情を知る以前に、他に方法は幾らでもあるのでは?という考えが巡ってしまうのです。

 

 

 がっかり、本当残念

 

 

 様々な世代が入り乱れる現代では、「こうすればストレスも一気に発散!」というものがないと思っています。

 発散方法は人それぞれ、身体を動かして溜め込んだ毒を出し切る人もいれば、趣味に没頭する人。私のように文章を綴ることで心の安寧を保つ人。

 多種多様な手段が溢れる中、どの手段で日頃の鬱憤を晴らすかは、それこそ人それぞれだと思います。

 

 そんな中で、少しの不満で怒鳴り散らすようなやり方は、私の中では古典的かつ浅はかな手段と思えてなりません。

 

 どこかのCMで、「その日の汚れ、その日の内に」というキャッチフレーズがありますが。

 同じように、「自分の不満、自分のやり方で」解消する方法が、一つはあると私は信じます。

 

 その上で、それでも他人を罵倒し萎縮させるような方法しかないと言われれば、最早言えることは何もありません。

 

 同時に。

 そのようなヒトには、私は「がっかり、本当残念」と辟易してしまいます。

 

 仲の良し悪しはともかくとしても。

 対話なくして、人と人の交流や共感はあり得ない。

 それが、私の経験です。

 

 

 

 今回もご閲覧くださり、ありがとうございました。

 それでは、また次回まで。 

 

 

 

 

 

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