白兎と灰色狼の、果てなき旅路

ドライブやドライブや写真撮影を趣味とし、その他、HSPやAセクシャル、イジメ。精神的・心理的なことについて綴っていきます。

【車・趣味】まだ見ぬオオカミを目指して ~本命、ホッキョクオオカミ・上章~

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 各地で初雪が観測されるようになって参りました。今年の冬は、例年以上に本格的なようです。

 今日もコタツでヌクヌク、ファンヒーターを炊いてホカホカ。電気毛布でアッタカな夜を過ごしている、【やさぐれ紳士】白兎です。

 

 

 皆さん、こんばんは。如何お過ごしでしょうか。

 

 

 前回は少し湿っぽい方向に話が逸れてしまいましたが、いよいよ、待ちに待った時がやってきました。

 

 再挑戦を切望した、ホッキョクオオカミとの対面。雨も止んで少し温かくなった那須どうぶつ王国。

 果たして、颯爽と動き回る彼らと対峙することは叶うのか。

 

 ここ数年で幾つもの夢を抱き、叶えられて来れたことも重ねながら、本日も綴って参ります。

 今回は写真が多くなりますが、何卒ご容赦ください。

 

 

 

 

 本命の、ホッキョクオオカミ

 

 再びオオカミの丘へと戻ってきた私たちの前では、最初に訪れた時以上の来園者と盛り上がりが広がっていました。

 

 そこには、動き始めたホッキョクオオカミたちの姿が。

 

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 うわっ……うっわっ……!

 雨の後ということもあり純白とはいかなくとも、白くてフワフワな毛並みを携えたホッキョクオオカミが、遂に、遂に!

 

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 靭やかで軽い足取りながら、大きい個体で80センチにもなる体躯が大地を踏み締めていきます。

 オオカミの面影を残すイヌとしてはアラスカンマラミュートやシベリアンハスキーがいますが、彼らは大きくても60センチということなので、やはり一回り以上大きく見えます。

 そして毛並みの奥に見える、引き締まった四肢の筋肉も野生ならでは。極限地帯を生き残る為に極められた体躯は、果たしてどれ程の力を秘めているのでしょうか。

 そんなことを、理性が途切れるまでに昂ぶった頭で考えていると。

 

 そのまま軽い足取りで。

 

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 「あぁ、こんにちは。今日も冷えるね」

 ガラス一枚で仕切られた、目の前にまで近付いてきてくれました!その距離、1メートルもありません。本当に眼前です。

 

 

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 野生でありながら彼(彼女?)の表情は、あまりにも穏やかでした。

 「えっと、どうしたんだい?」

 どうやらホッキョクオオカミはオオカミの中でも比較的温厚な性格なようです。上手く関係を築くことができれば懐くことさえあるそうです。

 その温厚さが、オオカミでありながら見知らぬ私たちを目の当たりにしても真っ直ぐで、力強い体躯とは対照的に優しさとも憂いとも見える表情を浮かべている。そのように見えました。

 

 しかし。

 「変な顔してるけど、大丈夫?」

 

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 柔らかな眼差しを見せるホッキョクオオカミを前にした私は、理性が完全に飛んでいました。

 

 生まれて初めて見る、オオカミの勇姿。それを一枚の障害物を挟んで、たった数十センチという間近で見られたこと。

 それだけでなく、オオカミという孤高で強い生き物。

 彼らは私にとって、歳と共に憧れと羨望の存在となっていました。

 

 最初こそその気高さと格好良さで自分が細々と執筆する小説の主役として描いてきました。

 更に2018年から連載されつい先日終わりを迎えた、動物たちの生き様を描いたBEASTARSの主人公に抜擢されたのも、オオカミでした。

 

 どうして、そんなに気高さを誇っていられるんだ?」

 そんな思いから、いつの間にか私は、彼らの姿と崇高さにすっかり魅了され。推しと言うなど失礼なまでの存在となっていました。

 

 たかが動物じゃないか、という人もいらっしゃると思います。子どもじゃあるまい、動物園に行くなんて馬鹿らしいと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

 

 然れど。

 それ以上にヒトの醜さを目の当たりにした私には、他人を好いたり愛するよりも大きな思いを抱いていることを改めて感じていました。

 

  ヒトは、切っ掛けさえあればいとも簡単に裏切ったり見捨てたりする汚い生き物であることを身を以て知っている私には。

 いつかはヒトと関係を築き繁栄しながら、時には害獣と呼ばれ、毛皮の材料として根絶やしにされてきたオオカミ。

 なのに。

 そんな一人のヒトを前にしても、こんな余裕さと涼やかな顔を、どうして浮かべられるのだろうか。

 

 それを目の前にした瞬間、私の理性などという軟なものは消し飛びました。

 

 普段無意識に抑えている感情が、衝動が破裂したかのように、私はカメラのシャッターを切りに切っていました。

 無我夢中に。それこそ、馬鹿みたいに。

 

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 「……本当に大丈夫かい?」

 

 駄目みたいです、はい。

 

 思い返せば思い返す程、自分を抑えられなくなるような昂りと興奮がぶり返してきてしまった為、申し訳ありませんが一旦仕切り直しさせていただきます。

 

 

 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 それでは、また次回まで。