※注記※
本記事は私の口汚い罵り、遣る瀬無い思いから来る負の言葉。そして不快を催す表現が数多く出て参ります。
掃き溜めの場と化してしまいますので、ご閲覧くださる際はどうかご留意願えれば幸いです。
※注記終了※
すっかり寒さも落ち着き、いざ出会いと別れの春へ……と申すには、あまりに短絡的ですね。
現実は真冬に戻る寒さに加え、場所によっては雪が積もり、銀世界へと戻る寸での気候となりました。
三寒四温とはよく言ったもので、そう心地好く春を迎えさせてはくれぬようで。私が住む地域も、すっかり雪化粧に覆われております。
今思えば当然と言えば当然の言葉だったのかもしれません。
ただ、それを聞いた私は閉口以外に取れるものはありませんでした。
続けざまに放たれた言葉が、ただでさえ折れた私の心が真っ二つになりました。
「そもそもこれまでお話しされてきたことと今のお話しは、全く噛み合わないので診断書を書こうにも病名をどうすれば良いのか判断しかねています。診断も1からやり直さないと、処方も困っている程です」
心なんて、存在しない想像上のものです。
ですが、私は確実に感じました。
曲がり切って、これ以上曲げられない程までに倒し尽くされた心。
音を立てて粉々になって、破片と塵と化していく様が。
同時に支配してきたのは、これまで抱いたことのない負の言葉と思いでした。
そうだよね、精神科医だから薬を出したり事務的処理をするのが仕事だよな。
患者の声を聴いたり、励ましと行かずとも生易しい言葉なんて掛けないよな。
そうだよな。
半端な優しさは、人を殺すもんな。
そこで、人は突き詰めれば自己保身か、などと思った私は相当参っていたのか、元々腐っていたのか。
とにかく、このことが引き金となり人を信じることが馬鹿馬鹿しいものとなり、どこかで誰かに縋ろうとしていた私が愚かにも程があると自分を責め立てることとなりました。
休職で、部屋に籠もっていても、沸き立つものは自己嫌悪を含めた人という全存在への拒絶反応。
然れど、行き場のない思いを吐き出し、誰かに受け入れて欲しいと足掻く自分もいる。
矛盾と、募る葛藤。
行く末に、私はついにやりました。
利き手ではない掌を、刃物で何度も撫でながら切り刻む行為を。
自傷行為。世間ではリストカットとして認識されていますが、実際はそうとは限らない行い。
生命の危機に陥らない箇所を、自らの意志で傷を付ける。生きるという本能とは相反する行動は、端から見れば異常行為です。
恐らく私の「家族ごっこ」をしている身内に見られた日には、それこそ言い争いで済まなくなるでしょうね。笑える話です。
しかし、一つだけ。
自傷行為をすることで注目を集めようとしたり、自殺を仄めかすサインだと論じたり考えたりする方がいらっしゃいますが、それは違います。
誰にも見られない所で、行き場のない感情を。もしくは心の痛みを身体の痛みに変えることで、少しでも自身を安らがせるものなのです。
実際、私も痛みと共に血が流れる様子を見ている瞬間は、形容し難い安息感を覚えていました。
逆に言えば、そこまで崖っぷちになっていたことを思い知ることとなるのでした。
私のことは、ひとまずここまでとさせていただきます。
最後に。
言葉で言わなければわからない、それが人間という種族です。
ですが、それができない程に追い込まれている人もいるということを、身勝手ながらどうか覚えておいていただきたいのです。
苦しいのは誰も一緒。
辛い時は遠慮せず頼ってくれ。
そのような言葉程、信用できないものはありません。
少しでもいつもと違う、何か変だと感じる方がいらっしゃるのでしたら。
話ができそうなら、ただ聴いてあげてください。同情はいりません、聴いてくださるだけで救われることは多分にあります。
そして、物理的でもそうでなくても。
そっと抱き締めて、頭を撫でてあげてください。
少なくともこれは、私が今一番求めていることでもあります。
纏められずに、すみません。今回はここらで仕舞いとさせていただきます。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回まで。
休職を決意した直後、被り物をした私です。友人曰く、「あんなにはしゃぐ姿、初めて見ました」とのことでした。
実際、大人気なくキャーキャー言っておりました。
種族はホッキョクオオカミ、名はレイス=レナード=フォーマルハウトと申します。
どこかでお会いした際には、どうか気味悪がらずにお願いいたします(汗)