白兎と雪狼の、果てなき旅路

ドライブやドライブや写真撮影を趣味とし、その他、HSPやAセクシャル、イジメ。精神的・心理的なことについて綴っていきます。

【車・趣味】今年最後の大旅行 ~沢山の車たちに囲まれて、その1~

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 冬将軍の到来が予報され、いよいよ以て寒さが堪える日々が始まりました。

 日陰になる場所はブラックアイスバーン特有の反射を見せ始め、朝夕の車での移動に一層の注意が必要となって参りました。

 それ以上に、朝の暖かなお布団から出ることが早くも困難になり始めて「あと二時間位はじっとしていたい……」と思うようになっている【やさぐれ紳士】白兎です。

 

 

 皆さん、こんばんは。如何お過ごしでしょうか。

 

 

 寒さが厳しくなる直前となる、11月の終わり。

 今年最初として最後となる、車のオフ会に参加して参りました。

 コロナ禍で開催さえ危ぶまれ、次々と中止となる中……。

 富士山の麓にある水ヶ塚公園にて開催された、「富士山山嶺」の駐車場で開催されることとなったオフ会。

 

 然れどこのオフ会は、これまでのそれとは参加募集や趣旨が異なる、新しいものとなりました。

 

 今回は今年最後となる大旅行となった、第一日目。富士山の麓で行われた車のオフ会に参加させていただき、新型コロナによってすっかりご無沙汰となってしまった方々に出会えた喜びと嬉しさ。

 それと共に、以前とは違う募集方式によって新たな出会いを果たすことができ、人と接する新たな機会を得られたことを、綴って参ります。

 

 

 

 

 

 初となる、Twitter主体による車を趣味とする人々の集い

 

 それは、あまりにも唐突のことでした。

 普段より仲良くさせていただいている友から、「Twitterでオフ会を計画しているけど、どうする?」と言われたのは。

 

 Twitter。私のような人間は事ある毎に発言できるような人間ではなく、経験したことを積みに積んで文章にしていく分類の人間でした。

 それとは真逆に位置する、今この瞬間を短い言葉で発信するTwitterは、登録こそしていたもののROM専(投稿を見るだけで、自分から発言をしない人のこと)を貫いていました。

 そんな中、元々車のSNSを通して知り合った方々もTwitterで積極的に活動しているという話を聞きました。

 対して私が大きく変わることができたきっかけとなった車のSNSは、残念ながら改悪を重ねた結果、過疎化が進んでおります。

 言い方は悪くなることは承知の上ですが、変動する情報の流れに付いていこうとしない運営の考えが滲み出てしまった結果と言い換えることもできます。

 

 然れど、失礼ながらも私から言わせていただくのなら。

 内気で外に出ようともしなかった私を変えてくれる切っ掛けとなったSNSが過疎ってしまうことは、残念に思うとともに虚しささえ感じてしまいます。

 

 それは兎も角、これまで半ば蔑ろにしてきたTwitterでオフ会の開催をされていることを知った私は友に依頼し、参加させて欲しい旨を伝えました。

 

  一ヶ月ほど経った頃でしょうか。

 

 その日が、遂に訪れることとなりました。

 今までとは異なる、Twitterを元にした車のオフ会。大きな不安と好奇心を抱えながら、会場に向かうのでした。

 

 

 

 富士山の麓に集まった車たちに囲まれて

 

 

  オフ会を前に、私は開催前日に現地近くまで移動し前泊することにしました。ちょうど休日出勤しなければならない日程と上手く重なったことで、混雑する時間帯を避けて気持ち良くドライブすることができました。

 オフ会前日は、雲ひとつない秋空の元、愛車と共に目的地までまっしぐら。その途中。

 

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 ※ドライブレコーダーから動画から切り取った一枚です※

 

 長野から山梨に入った直後、目の前には堂々と鎮座する富士山の勇姿が広がっていました。

 これまで何度も富士山を拝める場所を走って参りましたが、この日程綺麗で雄々しい姿を見ることはありませんでした。

 更に、富士の魅力を見せ付けられることとなりました。

 

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 ドラレコの配置の都合上余計なものが入り込んでしまっていますが、山頂付近に積もった雪でさえくっきりと見ることができました。

 雄大で日本の象徴の一つとも呼べる富士山。それを間近で、曇りのない空の下で拝めたことで、私の心は躍動し続けました。普段なら雲が掛かった富士を見て「やっぱりでかいな、富士山は」程度の言葉を零すことしかありませんでした。

 しかしこの日は、ハンドルを握りながら、私は出す言葉を失っていました。惚けるように、目の前の山に見入っていました。(運転中そんなことをしたら危ないので、実際はチラチラと視線を移す程度でした)

 

 オフ会当日も、晴れ渡った富士の麓での交流を楽しみにしておりました。

 

 然れど、自然は酷なものです。

 

 その日を迎えた、会場となる水ヶ塚公園駐車場は雲と霧に覆われることとなりました。富士山の山頂はおろか、麓も見えるか怪しい気候となりました。

 

 ですが、企画から当日の運営まで司ってくださった主催者の方、誘導含め会場を纏めてくださった方々のお力の元、オフ会は開催されました。

 ここからは、参加された方々の愛車の写真を列挙して参ります。

 

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 まずは主催してくださった方の愛車です。

 これまで本ブログで度々紹介させていただいている我が相棒とは形も見た目も別物に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、この車もアクセラです。

 

 少しだけ補足させていただくと、MAZDAという車メーカーが大衆車として世に繰り出した「ファミリア」という車がありました。今は亡き私の祖父も、ファミリアに乗っていた時期があったそうです。

 その後継機として発表され、名前を変えて売り出されたものが「アクセラ」です。

 今は更に名前が変わり「MAZDA3」として販売されていますが、未だにアクセラの名を冠せられた車たちは元気に走り続けています。

 その中で、主催者さんが今も愛しているこの車種は(前期や後期といったマイナーチェンジを除いて)二世代前の型です。加えて今では半ば普遍化しつつあるダウンサイジングターボエンジンという考えを覆す、2300cc+ターボというモンスターマシンと呼ぶこともできる「マツダ スピードアクセラ」という代物です。下手なアクセルワークをしようものならホイールスピンを起こすという馬力は、MAZDAを知る者なら伝説とも名車とも言える車です。

 

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 主催者さんの愛車は、それだけで留まりません。何が凄いかと言うと、車の九割近くをラッピングという手法を用いて自分色に染め上げている職人技にあります。

 写真ではシルバーに見えてしまいますが、実際は車体の局面や部位に合わせて精巧に組み合わされたラッピングシートが綺麗に貼られ、元だったボディカラーすらわからなくなる程です。

 プロ顔負けの技術の結晶、その持ち主でいらっしゃる今回のオフ会の主催者さんとは、私が初めて車のオフ会に参加してからの顔なじみとして仲良くさせていただいております。

 

 お次はこちらの方の愛車。

 

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 別会社の車もお持ちながら、同じ型のアクセラを駆る二刀流の方の愛車です。こちらの方も初めてのオフ会で知り合いとなってから、何かとお世話になっております。

 外見はアフターパーツを用いず原型を保っていらっしゃる愛車は、飾り気なくシンプルでありながら美しさを両立するスタイル。主催者と同じ型の車でありながら、両極端に位置する。それでも、双方ともに華麗さを際立たせています。

 

 

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 続きまして……と言って、「ん?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 はい、レクサス「NX300」です。

 こちらの方もかつては同じマツダスピードアクセラを駆り、現在はレクサスも所有していらっしゃいます。初めてお会いしたのは、宮城にあるSUGOサーキットでサーキットランと伝説のレーシングカー「MAZDA 787B」の走行会の機会を作ってくださった頃からのお付き合いです。

 アクセラという車種がメインと謳われつつも、どんな車で来てもウェルカムなオフ会となった今回を象徴する一台でした。

 

 

 まだまだ続きますが、本記事は一旦区切らせていただきます。参加された方々の紹介は、次の記事でも綴って参ります。

 

 

 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 それでは、また次回まで。