【車・趣味】四年の合間に、遠くへ来ていた・前編 〜愛車の成長と共に~
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当初の梅雨明けは7月20日頃と予想されていましたが、8月頭までずれ込む可能性が、と発表されました。
今回、Go toに乗るつもりは全くありませんでしたが、盟友の元へと愛車を走らせて参りました。
宿泊先のホテルでも、「Go toキャンペーンの宿泊証明は、如何いたしますか?」と問われた際には、「あぁ……申請面倒なので、結構です」と苦笑い気味で答えた、【やさぐれ紳士】白兎です。
皆さん、こんばんは。如何お過ごしでしょうか。
先日誕生日を迎え、また一つ歳を取った私ではありますが。
四年前の今頃。
三十路直前の自分へ、自分から誕生日プレゼントと洒落込み購入したのが、今の愛車であり相棒です。
あれから四年が経ち。
私は愛車と共に、大きく成長できたと言って過言でなく。
それと共に、出会ったばかりの私と愛車では考える由もなかった、遥か遠い所まで行くことになることとなりました。
今回は簡単ではありますが、四年前に出会った愛車と共に様々な場所へ趣き、多くの人と出会うことで。
自分の世界というものが、どれだけ狭く小さなものだったことかを思い知らされたと同時に。
そのお陰で、自分なりに大きく成長できたこと、そして視野が広がったことについて、綴っていきたいと思います。
愛車と出会った切っ掛けは、単なる数字という理屈に過ぎなかった
今の愛車「Lupus」はディーゼルエンジンを積んでいます。
ガソリン車とは燃料の違いだけでなく、低速や高速時の速度の出方、ターボの存在、重量比と何もかもが異なります。
挙げ出せば切りがありませんが、愛車となる車を選んだ当初の理由は、実に単純なものでした。
大型トラックにも積まれ、走り出しや上り坂にも負けない力を生み出すトルクの強さ。そしてガソリン車、ひいてはハイブリッド車にも迫る燃費の良さでした。
これらは飽く迄メーカーが公表する数値上のデータでしかなく、実際の挙動や乗り心地といったものは別物です。
しかしながら、当初は車のことに疎かった私は数字という理論値を信じることしかできませんでした。
それまで乗っていた車が初速の遅さと上り坂での力負けで泣かされた経緯があったこともあり、飛びつくように。或いは縋る思いでディーゼル+ターボの車を購入することを半ば即決していました。
試乗も何度も重ねた上で納車された直後こそ、望んでいた能力を発揮してくれました。
アクセルを踏み込めばシートに押し付けられる力強さは、言わばジェットコースター。もっと強調した言い方をすれば、旅客機の離陸時の加速。
思い切りアクセルを踏んだ時の高揚感は、この時から始まっていたと言っても過言ではありません。
ですが。
この時はまだ、車=移動手段という感覚が抜けずにいました。
ましてやお金の掛かるチューニングやカスタマイズをすることなど、考えるも烏滸がましいとさえ思い込んでいました。
チューニングやカスタマイズは、本当に車が好きな人や、車に命を掛けている人がやるものだ。
言い方は大変悪くなりますが、当時は本気でそう思っていました。
然れど、形は違えど。
まさか、私自身がその一人となるとは、夢にも思わずに。
車のSNSというオンライン上の付き合いから、実際に人と出会ってから
本ブログにおいても、何度も取り上げている内容になりますが、何卒ご容赦ください。
車について詳しい、或いは好きな知人が近くにおりませんでした。
しかし、いざ念願とも言う愛車を手に入れたことで。
車に、私という個性を出していきたいという欲望が次第に膨れ上がっていきました。
そこで参考にしていたのが、今でも活動している車のSNSサイトです。
長い付き合いのある方々の雑談から始まり、パーツのレビューだけでなく、プロ顔負けのDIYに挑戦されている方まで。
様々な人が交流する場に、知り合い等といったツテもなくまま、唯ならない興味の強さと知識を求める欲望に突き動かされるようにして、私も本格的に活動を行うようになりました。
元々の理由はパーツの良し悪しを勝手ながら吟味させてもらい、導入するか否かを決め。
別の時には参考になる整備のやり方を、簡単なものなら真似して実践するようなレベルで留まっていました。
と言いつつ、そこは交流を目的とするSNS。
顔すら見たことない多くの方と(ネットワーク上では)友達関係になりました。しかし、どうしても「オフ会に参加してみませんか?」というお誘いだけは、頑なを通り越して意地でも拒否してきました。
一度仲良くなった人が、前触れもなく消えていく怖さ。
それを、現実で味わった。
あの怖さは、考え方によっては死ぬことより辛い。
そんな臆病な私を、ネットワーク上だけでは絶対に味わえない世界へ。
実際にお会いして、お話して、車を一緒に走らせて。分かち合うのではなく、各々が感じた至福のひと時に浸ることができる時間。
そういったものを、私は幸いにも巡り合うことができました。
それが、今の盟友であり親友である人です。
短く、と当初申し上げました。
申し訳ありません、思いが込み上げるほど文字数が大変なことになることが判明しましたので、今回は一度ここで切らせていただきます。
不完全ではありますが、今回もご閲覧くださり、ありがとうございました。
それでは、また次回まで。