白兎と雪狼の、果てなき旅路

ドライブやドライブや写真撮影を趣味とし、その他、HSPやAセクシャル、イジメ。精神的・心理的なことについて綴っていきます。

【HSS・HSP】矛盾を抱えて生きている・序 ~思わず共感した十箇条~

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 沖縄が例年よりも11日早い梅雨明けが発表される中、梅雨入りした関東甲信越は梅雨とは思えない豪雨に見舞われています。

 これまでの降雨が少なかっただけでなく、冬にも纏まった雪が振らなかったことも、もしかしたら影響しているのかもしれません。

 長野でも多くの犠牲、被害が出た昨年の台風19号の二の舞にならないことを、梅雨入り早々祈り始めている、白兎です。

 

 

 皆さん、こんばんは。如何お過ごしでしょうか。

 

 

 つい先日、HSS型HSPについて非常に共感できるものを見つけることができました。

 元はTwitter発とのことでしたが、その名も「HSS型HSPの生態10箇条」と称されています。

 沢山の方が称賛する程の非常に共感性の高い内容で、パッと見た私も思わず「うわ、凄くわかる」と嘆息付いた程でした。

 

 矛盾を抱えながら、それでも生きているHSS型HSPを、端的に。そして納得できる人には一瞬で引き寄せられ共感させられました。

 

 

 今回は、HSS型HSPの特徴を並べた十箇条を、三回程に分割する形で紹介して。

 それぞれ当てはまった私の経験や納得に至った出来事を交えながら、綴っていきたいと思います。

 

 本記事ではHSSとHSPの性質を並べる為、HSSの気質は赤文字HSPは青文字で表記して参ります。

 

 また、私のHSS型HSPやHSPに関する記事は、併せて御覧くだされば幸いです。

 

rayleonard-00.hatenablog.com

 

rayleonard-00.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 矛盾だらけ。それでもHSS型HSPは一日一日を生きています

 

 

 ここまで、私が世の中を生きてきた中で感じてきた違和や不快。

 それはきっと、世の中に流布している「普通」や「常識」といった枠に無理矢理はめ込もうとする風潮や周囲の空気に晒されてきたことで感じたことなのだと思っています。

 

 出る杭は打たれる。

 協調性や同調性のないものは弾かれる。

 学校なら影響力のある生徒、会社なら経営層に(悪い意味で)目に留まらない生き方や保ち続ける。

 そうすれば主張は乏しくなっても、排他されるようなことはない。

 

 それは、多分正しいのかもしれません。

 波風が立てずに平穏に生きて、評価を重視するのであれば。

 立場や権力を持つ人間に対して謙っていれば嫌われたり、邪険にされることは、そうないと思います。

 

 こういった慣習のようなものに対して、私は常に疑念を抱き続けてきました。

 

 しかしながら、無駄な争いや言い争いは気持ちが凹んで後々後悔するのに。

 私が抱き続けた思いに反するような場面に出くわした時は、喩え相手がどれだけ立場が上だろうが年上だろうが、反論してきました。

 

 矛盾だらけな自分。

 周りも面倒な奴だと思われているのかもしれません。そう思われても仕方がないと思っています。

 

 何よりも、自分自身がそういった矛盾を抱えていることを一番理解しているつもりで、一番振り回される辛さや苦しさを抱きながら。

 

 それでも、何とか生きています。

 HSS型HSPという気質があってもなくても、一日一日を生きることが精一杯です。

 将来の展望や未来なんて、想像できません。明るい将来なんて、考えたこともありません。

 

 今を生き抜くことに懸命過ぎて、手一杯だから。

 将来について色々言われても、「希望なんて、捨てました」ということしかできなかったから。

 

 そういった現実的なことから、目を逸して久しい中。

 

 喩え希望でないにしても。私が目指す共感というものを満たしてくれるものを、見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 矛盾1.社交的な人見知り

 

 

 

 

 最初から正反対なことが並んでいますが、言われて納得した定義の一つです。

 

 付き合い上手に見えるのに、内心は人見知りに溢れて自分から話しかけにいくことは多くない、そんな印象でしょうか。

 

 私の場合は人見知りが多分にあるので自分から初対面の方に話しかけに行くようなことはまずありません。

 しかし一度でも「気が合うな」と思った方や、場の雰囲気に溶け込むことができた時には割と普段通りに喋り始めます。

 特に最初は猫を被るので、相手の様子を窺いながら話を進めることが多いです。するとどうやら、周りからは妙に好印象に思われるらしく……お恥ずかしい話ですが、車のオフ会でも紳士と冗談半分に言われます。

 その後、実は人見知りが激しくて喋るの下手くそなんですよと言うと、ほぼ9割方「全然そうは見えない」と言われます。

 

 自分が思っている、或いは思い込んでいることでも、周りから見た評価というものは異なること。

 そして無意識的にも、自分が相反する性格のようなものを抱えているということを自覚するきっかけとなったものになります。

 

 

 

 矛盾2.大雑把な神経質

 

 

 

 続いてはこちら。大雑把の定義範囲が広いと思いますが、これも腑に落ちたものです。

 

 細かい所に注意したり、そんなの気にする必要ないでしょといった、ズボラであったり適当であったりする反面、気を揉む程細かくなるような一面も持っているとでも言えば良いでしょうか。

 

 私はかなり適当な人間で、自宅でも会社でも、机の上は物に溢れてかなり汚いです。綺麗に清掃されたホテルの部屋に通されたりすると、逆に落ち着かなくなります。

 また計画を立てることが面倒なところがあり、旅行は基本的に無計画。車で友人に会いに行った時はどこへ行きたいかといった具体案も出せず、全ておまかせコースになりがちです。

 しかし、周りからは「そんなところ気にするの?」と言われる部分に物凄く神経が集中することもあります。

 例えば、電源コードといった配線。

 使えれば良いと考えている性質なので気に留めないのに、共用で使うようなパソコンの電源コードを無理矢理纏めてあったり、コードの付け根が急カーブを描くようになっていると気になって仕方がなくなります。

 コードの根本はとてもデリケートなので、あまりに強く曲げると中の導線が切れてしまったり被膜が破れてしまいます。

 そうすると使えなくなったり火災の原因にもなるので、見つけたら即解いて自分流の巻き方で直してしまいます。

 

 これについても会社の社員間では言及されているらしく、上司の一人曰く「白兎はそういう所はシビアだからなぁ」と飲み会で話がされたとのことでした。(この飲み会に私は参加しませんでした)

 

 どこに拘るか、それは性格の一部なのかもしれません。

 しかしながら、意識してやっていたら相当面倒なことを思っていたり、やっているのだろうなと自分でも不思議に思います。

 

 

 

 

 矛盾3.素直な頑固

 

 

 

 これも思わず声が出た程度に納得しました。

 

 字の如く、人や物に逆らったりしない素直さと、一度決め込んだり譲れないと思ったことはやり合ってでも考えを曲げない頑固さの共存。

 

 最近は歳を取り人生の経験値が蓄えられてきたこともあって、一言二言申し入れがあることはあっても、私は基本、相手の言葉や提案をすんなり受け入れる傾向があります。受動的、と言っても良いかもしれません。

 会社絡みだけでなく、プライベートでも物を買おうとした時に、「そんなもの買ってどうするの」と言われ止められることがあり、大半は素直に従って見送ります。

 根本に無用な争いを嫌っていることもあり、変に言い争って険悪になる位ならひとまず受け取って。自分は気に入らないと思ってもとりあえずは我慢しよう、という考えがあるからだと分析しています。

 

 片や、そんな素直さが彼方へとさよならする時もあります。

 それは理不尽な思いに刈られた時に顔を出すことが多い、頑固な面です。

 流石におかしいだろ、と思ったことでも、一回や二回程度ならまだ我慢できます。

 それ以上になると「ちょっと待て」と反発心が急に顔を出し、気持ちも鎧を纏ったかのようにして簡単には折れなくなります。結果的に、岩盤のような頑固さの為に無駄な時間を浪費してしまうこともあります。

 そしてプライベートでも、一度買うと決め込んだ物に対しては、身内でもどれだけ親しい間柄の人からでも、一切耳を貸さなくなり突き進むことも。

 ことさら趣味にしている車やケモノに関する物はこだわりの余りにレビューも見ずに買い込んで、後になって「思っていたものと何か違う」と後悔することもざらにあります。

 

 

 

 HSS型HSPの生態十箇条の内、3つをご紹介させていただきました。

 

 こう見ると性格の一部であるようにも見えますし、思い込みなのでは、と感じるようにも見えます。

 

 ですが、これだけは言えます。

 

 程度の差はあっても、十箇条を目にした途端。

 考えるまでもなく、直感的に「あー、わかるわ」と腑に落ちたことです。

 

 

 矛盾を重ね、その違和や不一致が、生き辛さに繋がっていると私は思っています。

 

 もし、自分がHSPなのかもしれない。

 加えて、HSP診断をして少しでも「違う」「当てはまらない所もある」と感じた方は。

 

 情報は少ないながらも、HSS型HSPについて知っていただきたいと思いながら。

 私も、私なりの手段を用いながら、情報を上げていきたい次第です。

 

 

 今回もご閲覧くださり、ありがとうございました。

 それでは、また次回まで。

 

 

 

 

 

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