【PC・OA機器】在宅勤務にて活躍中々 ~生きることは、想定外だらけ~
スポンサーリンク
緊急事態宣言の有効期限が、今月6日までとされれきましたが。
未だ先行きの見えないまま、少なからず1ヶ月程延長すると報道されています。
当社でも在宅勤務に向けての動きが、先月中旬辺りから急激に動き始めています。
政界も会社も、極力人との接触を避けるようにと、在宅勤務を積極的に導入するように呼びかけています。
確かに、現状ではそれが唯一にして有効な手段であると、私も思っています。
然れど実行しろと簡単に言ってのける様には、どこか反骨心のような思いを抱かずにはいられません。
現実は、そうしたくてもできない業種や職種の方も沢山いらっしゃることと思います。
そして、仮にそれが可能だったとしても。
通常勤務から在宅勤務へ移行するには、高いハードルを幾つも超えなければ。
実現には程遠いことを、知らないからが故に言えるのだろうな、と思う白兎です。
皆さん、こんばんは。如何お過ごしでしょうか。
前置きが愚痴塗れになってしまい、恐縮ではありますが。
今回は、いつもと違う趣向を変えて。
実際に在宅勤務に際し、購入した当初の目的や目論みを逸しながら。
それでも活躍している品々について、私なりの使用感や感想を元にしながら、綴っていきたいと思います。
※注記※
本記事の意見や批評は、飽く迄個人的主観に基づくことから、各製品の販売店へのURL、並びに購入先へのURLを貼ることはいたしません。
お手数おかけすることになりますが、気になった製品についてはキーワード検索を以てお調べくださいますよう、お願い申し上げます。
また本記事をご閲覧した上で実際に製品をお求めになり、不具合やトラブルに遭われたとしても、本ブログ運営者は一切の責任を負いかねます。何卒、ご了承ください。
※注記終了※
フェイス・トゥ・フェイスを基本としてきた弊害
フェイス・トゥ・フェイス。
同じ意味でも、多岐にわたる言葉の使い方や言い回し、好み。
更に微妙な声のイントネーションや抑揚によって、私たち日本人は口頭によるコミュニケーションを大切にするかのように、相手との意思疎通をしてきたと思っています。
逆に言えば英語圏を始めとした言語よりも、発する一言に対する重みが違う分。
微妙でありながら、絶妙な言葉。日本人はそれに加えて、相手の表情や仕草を窺うことができる、面向かってのコミュニケーションを優先してきたように思えてなりません。
それは却って、相手の顔が見えないやり取りは、多くの弊害とやり辛さを感じざるを得ない状況を生み出しています。
しかしながら、そんな思いを持つよりも先に。
逆境という言葉を凌駕して。新型コロナウイルスに対抗して打ち勝って、いつもの日常を取り戻す為には。
この修羅場を乗り切らなければならないと、誰もが思っているはずです。
そんな中でも、今でも最前線でご活躍されている、医療従事者の方。在宅勤務など不可能な、介護従事者の方へ。
通信事業に勤める者として、個人的にはありながらも、敬意を表しながら。
遅ればせながらも、実際に在宅勤務の先鋒を任された私が。本来は別用途として使おうとしていた機器を。
単なる雑記と捉えていただいてもでも、構いません。寧ろ参考にしてくださる機会があれば、幸いと思いながら、ご紹介いたします。
PC
今やなくてはならない存在と化しながら、スマートフォンにその座を譲りつつある中で。
ビジネスでは頼もしいパートナーである、PC。
私はカスタマイズしたデスクトップPCをメインとしてきました。
しかし、例えば出張や車のオフ会前夜のホテルでは、デスクトップPCは当然のことながら持ち運びには不向きです。
そのような時は専ら、WifiにもBluetoothにも対応できるスマートフォンに頼る形で情報を仕入れ、或いは発信してきました。
然れどブログを運営するようになってから、その考え方や運用方法も不便さを感じるようになっていました。
特にはてなブログはスマートフォン用のアプリが用意されていますが、下書きはともかくとして。細かな編集は、PCでなければ不可能と思い知り。
メインPCとは別のサブPCとして、持ち運びに困らないノートPCを探し求めました。
数多く出回るパソコンの中で、私が出会ったのは。
「NEC VersaPro VB」です。
NECのノートパソコンと言えばLaVieが有名所になりますが。
VersaProは、元々法人向けに設計されたパソコンです。
企業向けでありながら、一年程の型落ち品であるが故に民間にも破格の価格を以て払い出された一品であり、国内メーカー製でありながら5万円で購入いたしました。
CPUはCore-i3の第7世代、RAMはオンボード固定の4GBで拡張不能。メインストレージは128GBのSSD。
数値的な性能から見れば、少し心許ない性能ではあります。
ですが裏面にはMicroSDのスロットルを有しており、データ類はSDカードに一任することでOSが乗ったSSDの負担を軽減することは十分可能です。
更にWifiに関しても現段階では最高レベルのIEEE 80211ACを許容し、Bluetoothも接続できます。有線LANポートは有していないものの、別売りのUSB-LAN変換コネクタを使えば有線通信も可能です。
実際に、在宅勤務に際し使用した感覚は。
起動はHDDでは不可能な、20秒足らずで全機能を起動できる高速さを誇ります。
CPUやRAM、グラフィックボードは並以下なので動画編集はまず不可能、場合によっては画像編集も厳しいかもしれません。
しかしながら、ブログを上げること程度のことは容易にこなし、You Tubeを始めとする動画視聴なら必要十分な性能です。
何より企業向けPCということで、セキュリティ対策が最初から万全というのは嬉しい限り。(有害だらけの怪しいサイトを見ない限りは)有料のウイルス対策ソフトを必要とせず、Windows10標準搭載のWindows Defenderで十分です。
写真や動画編集、ネットゲームを主とするヘビーユーザには如何せん頼りない性能のPCですが。
在宅ワークのみならず、動画視聴レベルの使用であれば十分事足りる一品です。
私は「e-トレンド」というサイトを通して購入しましたが、オーバースペックでないPCやサブPCを求める方には十分オススメできるかと思います。
OA機器
お次はOA機器。
その中でも私が購入して正解と思った一品があります。
Bluetoothスピーカーの「Ewa A106 Bluetoothスピーカー」です。
掌サイズで軽量、小型。これだけだと、どうしても音響効果という本来求めたい性能が犠牲になりかねません。
が、2000円という価格ながら低音から高音までカバーし、下手なサウンドシステムをも凌駕する実力を誇ります。
最低音量が割と大きめという弱点はあるにはありますが、それよりもお風呂でも使用可能な防水規格を持ち、場所を選ばずに音楽を楽しむことが可能です。
後継機としてA107という製品が既に出回っており、こちらは二台揃えればステレオといて機能するとされていますが、個人的にはこの一台で十分と判断しています。
これも元々は出張時にスマートフォンの音楽を流しながらブログ編集に勤しむ為に購入したものではありますが。
在宅時でも、プライベートで自室にいる時でも価格を凌駕した音響を提供してくれる良品です。
番外編
最後に番外編として、在宅ワークで一番活躍している代物があります。
一昔前は、ドコモで言えば廉価版のMOVAと高性能なFOMAと別れてい販売され、今では旧世代の通信機器とされている、ガラケーです。
これは会社からの貸与品ではありますが、電話とメールに特化している分動作遅延はなく、小型で電池持ちも良好。
そして画面を開く度に開閉しなければならない本体の動作は。今のスマートフォンでは考えられないことですが、学生時代から世話になっていた時のことを思い出す一品となっています。
私が在宅時に、社内システムやPCについての問い合わせの架け橋となっているのが、このガラケーです。
最初はWindowsフォンに移行して、その後Android、iPhoneとスマートフォンを変えていった私ですが。
電話とメール、最低限の連絡手段に特化したガラケーも。スマートフォンを推し進めている現代でも十分な通信機器であると痛感するのでした。
想定外だらけでも、生きる為に使えるのなら
在宅勤務にあたり、PCやOA機器についてご紹介させていただきました。
これらは全て、本来なら別の用途で使おうとしていたものでした。それが幸か不幸か、準備時間も対して設けられない中で活躍する品々となりました。
唐突に出された、緊急事態宣言。それに応えようとする企業。
思惑はどうあれ、実際に動かなければならないのは、私のような下々の者です。
今回は代替品と言う訳ではありませんが、辛うじて対応することができたとは言え。
このような事態が、またいつ来るかなど想定はできません。
喩え本来の目的としてではなかったにせよ。想定外だらけの現代では、どんなものでも動員しなければならない時が来るのかもしれません。
時代遅れとも、型落ち品とも。性能劣悪と言われようとも。
有事の際は、そんな悠長なことは言っていられないことを。
そして用途を限定すれば、役に立たないものなどない。
在宅勤務を先行した身として、そう思うのでした。
今回も御閲覧くださり、ありがとうございました。
それでは、また次回まで。