いざ大晦日という日を迎えても、2019年も終わりなのか、という思いをイマイチ実感できずにいます。
自然というものは、季節が移り変わっていくもの。花が咲いたり、風が吹いたり、雨が降ったり、晴れたり曇ったり。
それを繰り返し続けているだけ。
年が変わる、時間が過ぎ去るといった概念。
それは飽く迄人間が創り出したものに過ぎないのかもしれない。
と個人的な思いを抱いています。
一方で欲望塗れの私はというと。
部屋が日増しにウイスキーとオオカミ(のグッズ)が増え続けている、白兎です。
年の瀬、皆様如何お過ごしでしょうか。
2019年最後となる今回は、今年一年を、私なりに振り返っていければと思います。
仕事に追われて
今年を一言で表すとすれば、「仕事」。それ位、これまでと違う仕事や人間関係に追われ続けて参りました。
自分一人だけではとてもこなしきれない仕事量。それを別の社員に依頼しつつ、一つずつ仕事を潰していく。
私は元々人に何かを頼む、ということが非常に苦手な人間です。
他の社員の予定を調べ、直談判。それから仕事の内容を説明して、相手の疑問を解決。遂行していく中でトラブルが発生したら確実にシューティングし、遂行してもらい次第、進捗管理。
自分で全てやれるのであれば、自分でやり終えたい。それ位の本音を抱いています。
が、それでは社会人として、会社に所属する一人の社員として、問題のある考えです。
自分の考え方や矜持よりも、仕事をやり遂げなければ話にならないから。
今まで経験のなかった、そういった仕事のやり方。そうしないと、本当に仕事を捌くことができませんでした。
とは言え、それが当たり前のことであっても、初めてに変わりはありませんでした。
どう話を付けに行けばいいのか。
口下手な私が、効率よく説明するにはどうしたらいいか。
トラブルに対してきちんと対応できるかどうか。
ここで問題となったのが、私の持つHSPという性質でした。
何がどうなるかわかりもしないのに、考えが、思いが、頭の中を駆け回って、掻き回して。
挙げ句の果てには勝手に脳がキャパシティオーバーして、フリーズしてしまってばかりでした。
自分に対して嫌気が差し。相談もせずに。仕事もはかどらず。
負のループに完全に入り込んでしまいました。
自分ができることを、少しずつ
それでも、時間は容赦なく過ぎ去っていく。
先輩や上司から指摘や叱責を喰らったりもしましたが、私ができることを、少しずつこなしてきました。
非効率と思われても、やれることを、少しずつ。
一方で私は、話の筋が通っていなかったり、理不尽な要求に対しては、物凄い抵抗感を覚えます。
加えて、自分の矜持を曲げると……いわゆる妥協することができない性格です。
日を経ることで慣れてはいきました。
人間の持つ、順応性と適応力がいかに凄いものかを実感しました。
ですが上記の性格と忙しさのあまり。
唯でさえ脆弱な精神は削れていき。
いつの間にか、食物を身体が受け付けなくなっていました。
興味を持っていたことに対しても心が動かなくなって。
精神疾患を、悪化させていました。
ブログというものに出会って
自分の思いや鬱憤を溜め込み続けていた時。
改めて、それを上手く処理しなければ、このままでは自分が壊れる。
そんな危機感にも似た感情が溢れ出そうとしていた時。
思いや考えを、一番上手く伝えられる、私なりの手段。
そう、それは私が好きなことの一つ。
文章を書いて、綴って、伝えることだ。
そこで出会ったものが、ブログ。この場所でした。
始めは「何を書いたらいいのだろう」や「どこまでだったら書いても許されるのか」。「毎日書かないといけないものなのか」。勇気を振り絞って開設してみたものの、実際に書き始めるまで悩みに悩みました。
然れど、せめてプライベートなこと位は、自分で決めたい。
自分の書きたいと思ったことを、自分なりの表現の仕方で。
愚痴や批判は極力書きたくない。
でも、せめて文章だけは、自分に嘘を付きたくない。
そんな矜持を持ち、ブログを初めて早くも三週間弱が過ぎました。
ブログ初心者の私。でも。
まだまだ始めたてで、ブログ初心者の私ですが。
お陰様で、多くの皆様がご覧くださり、嬉しさと喜び、そしてそれ以上の感謝の思いを抱いております。
その上、他のブロガーさんの記事を拝読し、自分にはない考え方や表現方法、内容を沢山知ることができました。
私は、まだまだ狭い世界しか知らない。
世界は、広い。どこまでも、果てしなく。
これからもブログを通じて、様々なものと出会い、共有し、さらなる高みを目指していきたいという思いをしっかりと抱いて。
今年最後の記事の締めとさせていただきたく思います。
今回もご閲覧くださいまして、ありがとうございました。
本年も、大変お世話になりました。短い期間ながらも続けられてこれたのも、皆様の御愛顧の賜物でございます。
来年以降もまた、何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは、また次回まで。